院内の紹介

●入院室●
ワンちゃんとネコちゃんは、別々のお部屋を用意してあります。

犬の部屋
猫の部屋

緊張してしまうネコちゃんは、バスタオルなどでカーテンをつくります。
プライバシーが確保され、少し落ち着いてくれます。

●集中治療室●
酸素濃度や温度湿度などを厳密に管理することができます。
心臓病や呼吸困難など、重症時にはなくてはならない設備です。

太陽電子 ICUユニット

●手術室●
麻酔器、人工呼吸器、無影灯、生体モニター、点滴ポンプ、内視鏡、電気メスなど、手術に必要な機材を揃えてあります。安全に手術を進めるためにできる限りの準備を整えています。

検査機器・医療機器の紹介

●血球計算器● 赤血球、白血球、血小板など、血液の細胞数を測定する機械です。網状赤血球数、白血球の分画などより精度な情報を得る事ができます。

プロサイト

●血液化学検査機器1● 肝臓や腎臓の評価や血糖値やミネラル成分の測定をする機械です。各種の臓器の異常を早期に発見する事ができます。カタリストでは、近年注目されている腎臓病の指標となる、SDMAや尿蛋白クレアチニン比の測定も可能です。ドライケムNX500Vでは、犬の膵炎診断にも利用されるv-リパーゼの測定も行えます。

カタリスト
ドライケムNX500V

●血液化学検査機器2● 甲状腺や副腎のホルモン検査。肝臓の機能検査などが可能です。クッシング病、アジソン病、甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症、肝不全、門脈シャントなどの病気が疑われるケースでは、無くてはならない機械です。更に猫の炎症反応を捉えるSAA測定も行えるため、猫の診療には欠かせなくなってきております。

ドライケム AU10

●尿化学検査● pH、尿糖、タンパク、ビリルビンなど、尿の性状を検査する機器です。

ベットラボUA

●尿沈渣分析機器● 最新のAIを利用して、尿沈渣を解析する機器です。結晶、白血球、赤血球、細菌の存在を検出します。

セディビューDx

●尿比重計● 犬と猫の尿比重をデジタル表示します。尿比重の測定は、腎臓病や内分泌疾患を疑う手がかりになります。

犬猫尿比重屈折計 

●血液凝固検査● 血液凝固の異常がないかを測定できる機器です。手術や検査時に実施する事で、出血のリスクを未然に感知する事ができます。

COAG 凝固検査

●血液ガス分析器● 血液中の酸素と二酸化炭素の濃度を測定する事ができます。同時にpHや重炭酸イオンなどの測定も行います。呼吸器疾患の診断には欠かせない検査機器です。

ハンディ型血液ガス分析器 GASTAT-navi

●超音波検査装置● 心臓の検査・腹部臓器の検査など、軟部組織の細部まで検査できます。超音波検査機器の性能向上により、尿管結石など小さな病変も見逃さずに診断する事ができています。

arietta70
尿管結石を描出している
僧帽弁の逆流

●レントゲン● コンピューターを用いた、画像表示システムです。
従来のレントゲンではなく、X線を直接データに変換するDRシステムを導入しております。以前のものと比較すると格段に鮮鋭度が増し、診断をよりスムーズに行える様になりました。

DRTECH exprimer

●内視鏡● 一般的に胃カメラといわれる機器です。誤食した異物の摘出や、消化管のトラブルの時に活躍します。

内視鏡での異物摘出

●CT検査機器 StellaScan AX ● レントゲンCT撮影をする機械です。512枚のスライス画像を僅か18秒で収集でき、体の内部を3次元的に観察する事が可能になります。猫・小型犬からエキゾチックペットまで撮影可能です。CT画像再構成も測定と並行して行われ、僅か10秒で完了します。X線透視撮影も可能であり呼吸器の診断にも活用できます。

●スリットランプ● 目の検査を行うための機器です。目の構造を拡大し観察する事が可能です。

ポータブルスリットランプ
前眼部の観察中

●眼圧計● 眼圧を測定する事が出来ます。緑内障の診断に欠かせない機器です。

トノベット 眼圧計

●眼底鏡● 眼底といわれる目の奥を観察する器具です。
眼底の出血や、網膜の異常を検出するために役に立ちます。

パンオプティック眼底鏡
ClearView2 眼底カメラ

●耳鏡● 耳道の状態、鼓膜の状態をこれでチェックします。

耳の中を拡大し観察する事ができます。

●耳鏡(ビデオオトスコープ)● モニター表示ができる耳道カメラです。耳道の状態、鼓膜の状態をこれでチェックします。さらに、特殊な鉗子を用い観察をしながら、鼓膜周囲の洗浄や組織検査の材料を採取することも可能です。

アニマルックAL-3α

●心電図計● 心臓の伝達異常を検出するために必要な検査です。失神をする、心臓病の症状がある場合には必要な検査です。

●血圧計● 腎臓病や心臓病において血圧の管理は大変重要です。特に高血圧は様々な臓器の障害をおこす可能性があり注意が必要です。

動物用 血圧計

●パーカッションベンチレーター装置● 呼吸器症状に対し、陽圧で断続的な換気を行えます。同時にお薬を霧状にし投与することも可能です。咳などの呼吸器トラブルの時に活躍します。

IPV パーカッションベンチレーター

●酸素濃縮機● 高濃度の酸素を供給する事が出来ます。呼吸器疾患の時に活躍します。

●点滴器● 点滴の流量を正確に調整する事が出来ます。

●微量点滴器● 非常に少ない量の薬剤を正確に投与する事が出来ます。

●分包器● お薬を1回分ずつ分包する事が出来ます。

手術室の設備・備品の紹介

●体温管理装置● 温風により体を保温する事が出来る装置です。体温低下による様々なトラブルを予防します。

ベアハガー

●生体監視モニター● 血圧、心電図、呼吸数、酸素飽和度、麻酔ガス濃度などが測定可能です。

フクダモニターAM130

●人工呼吸器● 麻酔時の呼吸補助や緊急対応の時に特に役立ちます。

●超音波手術システム●  SonoSurg(ソノサージ)。超音波の振動をもちい、組織の止血や切断などを行う装置です。非常に高性能で殆ど出血をせずに手術を行うことが出来ます。血管のシーリングもおこなえるため、腹腔内で糸使用せずに不妊手術などを行うことも可能です。

SonoSurg(ソノサージ)

●整形外科手術用ドリル● プレート設置など、骨折整復手術の時に活躍します。

整形外科用ドリル

●電気メス● 止血や切開など手術を安全に効率よく行う事が可能です。

電気メス

●手術用顕微鏡● 繊細な手術を可能にしてくれます。椎間板ヘルニアや尿管結石の摘出など、繊細な操作が必要な手術では不可欠な設備です。

●一般手術器具● これらの器具を滅菌して手術を行います。

●滅菌器● この中に器具を入れ、滅菌をして手術に備えます。この他にもホルマリンを用いたガス滅菌器も用意してあります。

●歯科治療ユニット● この一台で、歯石を除去する、歯を磨く、削る、研磨する。全ての治療が可能です。

エアーベッツDC52

●抜歯器具● 乳歯や、重度の歯周炎を起こした歯など、問題になる歯を抜く機器です。

●吸引器● 手術中の貯留液や洗浄液など、液体を安全に回収するための機器です。